長寿社会での体の健康、心の健康、お金の健康

体と心の健康 

人生100年時代と最近よく聞きますがますが、長生きをするためには体が健康で、心も健康でなくてはなりませんよね。

 バランスの取れた規則正しい食事・適度な運動・良質で十分な睡眠が必須であると思います。

 3食(朝、昼、晩)バランスの取れた規則正しい食生活。決まった時間に3食とれるのが理想的ですが、取れない場合は食間を5~6時間取るのが良いそうです。また、夜10時以降の食事は避けるべきですが、どうしても、そうなってしまう時は、あらかじめ空いた時間で食事を補給し足りないところを遅い時間帯ではとる方がよいそうです。

 間食は出来るだけ避け、飲酒は控えめにしましょう。

適度な運動として、有酸素運動になる散歩、軽いジョギング、サイクリングを20分程度日光浴を兼ねてやるとビタミンDを作ることもできますし、日光浴は夜の良質な睡眠のために必要なメラトニンの生成にもなるのでお勧めだそうです。

 コロナウィルスのパンデミックの影響で、あまり不要不急の外出を避けたい方は、簡単なヨガストレッチと軒下での15~20分程度の日光浴などでもよいかと思います。

 日焼けをするのが嫌な方は手の平を15~20分くらい日光に当てるのでも日光浴になるそうですよ。

 十分で良質な睡眠をとることも健康な体と心を育むのに欠かせない要素です。十分な睡眠とは8時間以上の睡眠だそうです。心の健康のためにはそのくらいのすみん時間を摂らないといけないらしいですよ。

 日本の睡眠時間の平均は7時間45分で、世界で比較すると南アフリカの平均は9時間19分で1位、2位は中国で9時間4分だそうです。日本人睡眠時間の短さは男女とも世界1位だそうです。ちなみに、2位はお隣の韓国です。

 ただ、12時間を超えると逆効果になる様ですので、8時間から10時間くらいが理想的な睡眠時間であるようです。

お金の健康

 長生きをすればどうしても生活するためのお金が必要になりますが、日本の現状は年金だけででは十分な生活を送ることが出来ません。

 日本では、銀行に貯蓄するのが、安全であるという考えが根強く金利が低下してほとんど利子が付かず、インフレ率が上がれば目減りしてしまいそうな現在も、現金主義の人が多いようです。

 更に、家計貯蓄の国際比較(2017年)を見ると

日本・・・2.3%

アメリカ合衆国・・・6.7%

イギリス・・・4.2%

ドイツ・・・9.9%

フランス・・・13.8%

 

世界の主要各国と貯蓄率を比較すると日本の貯蓄率が低下していることがわかります。

2000年ごろから貯蓄率が低下し始め、2014年の消費増税に伴いマイナスとなりました。それからも低水準で推移しています。

 

また、家計の金融資産の国際比較(2019年)をすると

 

日本:現金預金53%、債券証券1%、投資信託4%、株式出資金10%、保険年金準備金    29%、その他3%

 

アメリカ合衆国:現金預金13%、債券証券7%、投資信託12%、株式出資金34%、保険年金準備金32%、その他3%

 

ユーロエリア:現金預金34%、債券証券2%、投資信託9%、株式出資金19%、保険年金準備金34%、その他2%

 

この比較でも明らかなように、日本人は現金預金で金融資産を保持する傾向があり、アメリカ合衆国、ユーロエリアに比べると株式や投資信託への投資比率は明らかに低くなっています。老後は現金預金を取り崩して生活している現状が見て取れます。

❄ヤフーニュースから数値は引用しました。❄

 

私は日本人もこれからは多少のリスクを取っても、株やETF投資信託等の金融資産を資産ポートホリオに持つべきだと思います。ただ、現金預金も必要であることに違いはないと思いますが。

 

 現金預金は今の日本の金利であると食い潰してしまいますが、株やETF投資信託は配当や分配金を生んでくれます。うまくいけば増やすこともできますよね。

 しかし、かといって、博打のような投機的な投資を勧めるものではありません。

 

 個人投資家には、時間とキャッシュポジションがとれるというプロの機関投資家にはできない有利さがあります。プロと戦う必要のない個人投資家の有利な点を利用した安全な投資に努めるべきだと思います。

 

 ただ、投資には必ずリスクが付き物です。投資は研究を怠らず自己責任でやるしかないと思います。

 

お金健康に努め楽しい自分らしい老後を過ごしましょう。